設置や移設が簡単に行える危険物保管庫
設置や移設が簡単に行える危険物保管庫
工場の空きスペースに危険物保管庫があると、業務で利用する薬品の調達のときに便利です。
しかし、工場に空きスペースがないとなったときには別の場所に保管庫を設置しなければならない、その都度必要なものを車などを利用して取りに行くのは効率的とはいえません。
少量の危険物を取扱うような工場の場合は、簡易的に設置ができるコンパクトサイズの危険物保管庫の利用がおすすめです。
一般的に、危険物保管庫は地面を掘り基礎を作って建物を建築するスタイルになるので、その場所から動かすことはできません。
敢えて場所を移動させる必要はないわけですが、コンパクトサイズの保管庫の中には移設が楽にできるタイプもあるので場所を移動したいときなど便利ですし、大半の場合が組み立て式になっていて組み立てそのものも業者に委ねることなく自分たちで行うこともできる、これによりコスト抑えた形で必要な場所に少量の危険物を常に蓄えられるメリットがあります。
危険物保管庫の選び方のポイントについて解説します
世の中には、様々な危険物が存在します。
その危険物は被害が出ないように厳重に管理しなければならず、毒劇物に関しては、法律で保管の仕方について決まりがあります。
そのため、個人あるいは団体が危険物を保管するときには、専用の危険物保管庫に保管しなければならないのです。
さて、その危険物保管庫ですが、何でもよいという訳ではありません。
それぞれの危険物ごとにあった保管庫を選定する必要があるのです。
選び方としては、例えば危険物が強酸性のものであれば、酸性に対する耐性を持った素材の保険庫を選定する必要があります。
アルカリ性の場合は、アルカリ性に対する耐性の素材で構成された保険庫を選ぶ必要があります。
このように薬品に対して適正な危険物保管庫を選定しないと、保管庫が薬剤により腐食したりし穴が空いたりして、薬剤が漏れてしまい危害が発生してしまう恐れがあり危険です。
さらに、薬剤そのものが酸素などにより酸化するなど、化学変化を起こしてしまう恐れもあるため注意が必要です。